反抗期の子とのコミュニケーション

ヨガの学びを日常生活に、ましてや育児に活かすなんていうのは至難の業ですよね。

私の息子は現在中1、当然ながら親の小言なんてまともに耳を貸さないお年頃です。

親の私もまた、藤井風の言葉を借りるなら
「それは何なん 先駆けてワシは言うたが
それならば何なん 何で何も聞いてくれなかったん」
と、自分の放った忠告の数々が宙に舞う虚しさを噛みしめる日々です。

なのですが、「ああ、これってヨガだな」と思った解決策が一つあったので書いてみます。

私が息子の態度の中で最もイラっとする
「あ゙ーあ゙ー、わかってるって!」と絶対わかっていない風の言い方で、こちらの話している言葉をわざと遮るように言ってくるアレ!をやられたときのこと…。

これを繰り出してくるときの息子の疲労度はだいたいMAXなのを経験上知っています。しかし、締切が迫る提出物にちょっとした間違いがあることをどうしても伝えたかった私…。

ふと思い立って、その日買ったばかりの手触りの良いぬいぐるみを見せて
「疲れてるならこの子撫でる?」と聞いてみることにしました。
すると、一気に息子の態度が軟化して、ニヤニヤしながら
「うん♡」と答えたのです。

これはチャンスだとばかりに、一緒に撫でながらあらためて話をしてみたところ、お互い穏やかにコミュニケーションをとることができ、難なく伝えられたのでした。

私も息子も肌触りがよくてかわいいものが大好きという共通項があります。(ああ、良いタイミングで思い出せてよかった)
それを強化して広げていくことで、ミスの指摘、というお互いにやりたくないことが乗り越えられた!いやまて、これってまさにヨガでやっていることかも?

私のヨガの時間ではなるべく「できないこと」「足りないこと」ではなくて、「できること」「心地よいこと」にフォーカスしています。その気持ちよさの延長線上に、もしかするとできないことができるようになる未来とか、代替案が見つかる未来なんかがあるのかもしれないけれど、そこは絶対急がない。なんとはなしの希望が見えればそれで良しとします。

…いうて、そんなきれいごとは通用しないし、日常生活にはすぐにYESかNOかの決断を迫られる場面が多すぎて、悠長なことは言ってられないよ、と思いこんでいたんですよね、今まで。

いやいや、実はやり方次第かも!?と今回の件で気づきがありました。案外活かせるじゃん、と。

正直、冒頭には軽く書きましたが、息子とは趣味も性格も合わない上、お互い疲れているときは話をしたくないのに、疲れているタイミングも違うから言い争いばかりしており、ネガティブ要素をキャッチしようとするとあまりにたくさんありすぎて、もはや自分が親である必要なんてないのでは?と思い詰めたことが何度かありました。

でも、今回みたいに、ぬいぐるみを一緒に撫でる以外にも、替え歌を歌うとか、ラムネを食べるとか、ペットのモノマネをするとか、五感の気持ちよさが共有できる、ニッチで楽しいリソースもまた案外いろいろあることを思い出しました。そして、そういう感覚を共有しているときに湧き上がってくる「ああ私達はつながっているなあ」という安心感や幸福感もまた。

こういう感覚をもっと大事にキャッチできるよう自分のHSPアンテナをチューニングしていけば良さそう。

YESでもNOでも、勝ち負けでもない、お互いの心地よさの探求から、わだかまりがほどけて、つながれるってとても素敵な選択肢だなと思います。

息子との関係だけでなく、私が関わるすべての人と、そして私自身の心や体とも、そういう関係でありたいものです。

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