左右の骨盤の高さ、揃ってますか?
立ち姿勢で片方の足に重心を乗せがちな方、バランスポーズでいつもよりグラグラする方は、ひょっとしたら歪んでいるかもしれません。
整体に行かないと治らないと思いがちですが、自力で今すぐ3分もあれば治せるエクササイズがありますので、ぜひお試しください。
3分で骨盤の歪みを整える「お尻締め」のやり方
- 足を肩幅に開いて真っ直ぐ立ち写真のように、左右のウエストのくびれ部分に手を置いて下向きにずらしながら、腸骨の位置を探ります。腸骨はこの図の赤い部分です。
- 腸骨の位置の左右差を確認して、高い方と逆の足のかかとを上げます。
例えば、右の腸骨の位置が高ければ、左のかかとを上げて、右足に重心がかかるようにします。 - 2の状態でお尻を締める→緩める動きをゆっくり20回繰り返します。
「締める」イメージは、お尻の割れ目の間に薄い紙があるとしたら、それをキューッと落とさないようにしっかり左右のお尻で挟むような感じです。 - 左右の骨盤の位置が揃った段階で止めますが、だいたい20回くらいで揃うかと思います。ただし、筋肉は日常のちょっとした動きですぐ緊張しますので、気づいたときにこまめに左右差をチェックして、エクササイズを繰り返す必要があります。
ちなみに、「骨盤矯正」という表現、ヨガや整体の先生の言葉で耳にしたことがある方は多いかもしれませんが、下記のページのお医者さんのように、医学的にはおかしいという指摘もあります。
この先生がおっしゃるように、今回紹介したような方法も含め、「骨盤矯正」は、当然ながら、骨盤の骨そのものを変形させるわけではありません!
骨盤の周囲の筋肉の緊張を緩めるなどして調整することで、負担を軽減させる、ということを表すことがほとんどです。
つまり、骨盤そのものではなく、骨盤のまわりの筋肉への働きかけなので、骨にひびくようなポーズや手技ではないのです。ですので、「こんなあっさりした方法で矯正できるの!?」というご心配は不要ですよ〜